フラメンコの見どころ!衣装やアクセサリーにも注目

フラメンコの見どころといえば、情熱的なダンスと、刹那的なギターの音色です。また、多くの女性の見どころとなっているのが、衣装とアクセサリーではないでしょうか?フラメンコの衣装やアクセサリーについてご説明します。
これまで、フラメンコ衣装は「男性は男性らしく、女性は女性らしく」という決まりがありました。しかし、ファッションや踊りの進展とともに変化し、衣装は決して固定的なものではなくなりました。
フラメンコと衣装には深い関係があります。「衣装は踊りを装い、また踊り手の個性をも装う」ともいわれているように、衣装は個性の表現として大きな役割を果たしているのです。
個性の表現として、踊り手が踊りをどのように理解しているのかを反映しているのが、衣装です。また、踊りだけでなく、歌(カンテ)の種類によっても衣装のデザインは異なります。
男性は、シャツに闘牛士の装いを手本とした丈の短い上着やベスト、そしてパンタロンにブーツが主流です。また、チャケティーリャと呼ばれる丈の短い服や帽子も用いることもあります。
女性は、フリルの多い華やかなドレスが主流です。フリルスカートでフラメンコを踊ると、身体の動きに合わせて裾が波打ち、女性らしさだけでなく、力強さやダイナミックさも感じさせてくれます。また、水玉模様(ルナーレス)も特徴的で、デザインによってシックにもフェミニンにもなるという点があります。
また、他にも釣り鐘形の膨らみを持ったスカートや絹製のショール、足の甲が開いたバンドで締めるヒール靴などもあります。
フラメンコを踊る際は、頭部に花や櫛のアクセサリーをつけます。花は、大きく華やかなものが多いですが、小ぶりの花もあります。大きな花を頭頂部に一輪だけつけたり、少し小ぶりの花を後頭部につけたり、工夫することが可能です。櫛は、伝統的な扇型や花をモチーフにしたものなどがあり、色も豊富にあります。
また、ピアスやイヤリングをつけるのも一般的です。アクセサリーも衣装と同様、光りものを使用しないのが暗黙のルールでしたが、最近ではストーンやラメを使ったアクセサリーも増えてきています。
フラメンコショーを見る際は、ぜひ衣装やアクセサリーにも注目してみてください。東京でフラメンコショーを行うレストランをお探しでしたら、タブラオ・フラメンコ・ガルロチをご予約ください。東京・新宿区にあるタブラオ・フラメンコ・ガルロチは、フラメンコの聖地「エルフラメンコ」からバトンを引き継ぎ、新たなフラメンコレストランとして誕生しました。日本のフラメンコ文化を、東京を始め、より多くの地域の方に伝えたいと願っています。