1985年、セビリア生まれ。アントニオ・ルイス・ソレル舞踊プロ養成学院で学んだのち、その才能を買われ19歳という若さでマリオ・マヤ・カンパニーの一員に加わり、作品“ディアロゴ・デル・アマルゴ”に出演する。その後、エバ・ジェルバブエナ舞踊団に加わり活動をはじめ、“クアンド・ジョ・エラ”、“フェデリコ・セグン・ロルカ”、“カルネ・イ・ウエソ”など数多くの作品にソリストとして出演、近年の作品“クエントス・デ・アスーカル”では、男性ベストパフォーマンスのマックス賞にノミネートされる。
このようなプロ活動の功績から、ロシオ・モリナカンパニー作品“ボスケ・アルドラ”、マリア・パヘス作品“ユートピア”、アンダルシア・フラメンコ舞踊団作品“ジャント”、“メタフォラ”他、多くの著名作品に出演し、国内外で高い評価を得る。
中でもプロとしての技術力、表現の多様性などが認められ、2017年カンテ・デ・ラス・ミナスコンクール優勝を手にする。
現在もエル・アレナル、コルドベス、カサ・デル・フラメンコ、ムセオ・デル・フラメンコ・クリスティーナ・オヨス、カサ・パタス、コラル・デ・ラ・モレリアなど多くの著名タブラオに出演し、つねに踊りの進化、研磨を続ける。